一人暮らしを始めてみると、意外に電気代が多くかかると感じたことはないでしょうか。電気代は年々値上がりしている傾向にありますが、普段の生活の中で工夫することで電気代を節約することが可能です。
そこで本記事では、大学生の一人暮らしにかかる電気代の過去10年間の傾向に加えて、節約・節電のために実践したい方法をご紹介します。
大学生の一人暮らしにかかる電気代は?
まず、この10年間でどの程度電気代が値上がりしたのかを分かりやすくするため、総務省の家計調査の結果として出ている単身世帯の電気代を年別にまとめました。
年 |
電気代(平均) |
2012年 |
5,141円 |
2013年 |
5,482円 |
2014年 |
5,565円 |
2015年 |
5,599円 |
2016年 |
5,320円 |
2017年 |
5,392円 |
2018年 |
5,852円 |
2019年 |
5,700円 |
2020年 |
5,791円 |
2021年 |
5,482円 |
2022年 |
6,808円 |
毎年確実に値上がりしていたというわけではないものの、2022年と2012年を比較すると明らかに電気代が値上がりしていることが分かります。
また電気代は、時期によっても変動します。同じく総務省の家計調査で、2023年度の単身世帯の四半期別平均電気代を時期別に見ていきましょう。
年月 |
電気代(平均) |
2023年1~3月 |
9,340円 |
2023年4~6月 |
5,486円 |
2023年7~9月 |
5,842円 |
2023年10~12月 |
5,833円 |
このように四半期別の平均電気代を見ると、特に気温が低くなる寒い季節に高くなる傾向があることが分かります。
参考:政府統計の総合窓口. 「家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口」. https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003000797 , (2024-02-18).
参考:政府統計の総合窓口. 「家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口」. https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003000773 , (2024-02-18).
電気代を節約する方法
あまり電気を使っていない、節約を心掛けていたという方でも、想定以上に電気代が高くなってしまった経験をお持ちの方もいるでしょう。電気代を節約するには、節電をはじめとしたさまざまな方法があります。そこで、大学生の一人暮らしでも実践できる節約方法を以下にまとめました。
小まめな節電を心掛ける
電気代を節約するには、まずは小まめに節電をすることが第一のポイントです。
例えば家電製品は、コンセントを接続しているだけでも待機電気が消費されています。待機電力は消費電力の約5%以上を占めているといわれるほどなので、使用していない家電製品のコンセントは抜いて待機電力の消費を抑えましょう。
またエアコンを冷暖房に使用している方は多いでしょうが、エアコンは消費電力が大きいため、その使用方法によっても節電が可能です。例えば自動運転に設定して風量を強くすると、高い節電効果が期待できます。
なお、寒い時期はエアコンを小まめにオン・オフすることはおすすめできません。エアコンは室温を変動させる際に大きな電力が必要になります。冬は設定温度と室温の温度差が大きいので、短時間オフにするよりも、つけっぱなしにしている方が気温差が少なくなり、節電につなげられます。
参考:資源エネルギー庁. 「第2部 第1章 第2節 部門別エネルギー消費の動向 │ 令和元年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書2020) HTML版 │ 資源エネルギー庁」. https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2020html/2-1-2.html , (2024-02-18).
省エネ家電に買い替える
一般的に、家電製品は最新のものほどエネルギー消費量を抑えられる省エネ家電となる傾向にあります。同じ製品でも、古いモデルと最新モデルでは省エネ性能が大幅に改良されているため、消費電力にも大きな差が生まれます。
古い家電製品を使い続けていると消費電力が増える恐れがあるため、10年以上使い続けている家電製品は、新しいモデルに買い替えると電気代を節約できるでしょう。
遮熱・遮光カーテンに替える
冷暖房効率をアップさせるには、窓から入り込む外気をシャットアウトするのがポイントです。そのために見直したいのが、カーテンの機能です。遮熱・遮光機能があるカーテンを使えば、外気が室内に入り込むのを防げます。室内の空気も逃がしにくくなるので室温をキープしやすく、エアコンの消費電力を抑えられるでしょう。
契約しているアンペア数をチェックする
※電力供給エリアによってアンペア契約式ではない場合もあります。
電力会社と契約しているアンペア数は、数値が高いほど多くの電力消費が可能ですが、基本料金が高くなります。一人暮らしであれば30アンペア程度が目安ですが、この数値より高いアンペア数で契約していると必要以上の契約となり、無駄が生まれてしまいます。
電気代を節約するには、検針票やブレーカーで契約アンペア数を確認してみましょう。もし必要以上のアンペア数で契約していた場合は、小さいアンペア数に変更を検討することをおすすめします。
電気料金のお得な支払い方法を調べる
一人暮らしの電気料金を見直す際は、支払い方法も見直しましょう。電力会社によっては、口座振替で割引が受けられる場合があります。クレジットカード払いでポイント還元されることもあるので、できるだけ電気代を低く抑えたい場合は支払い方法で節約も検討してみましょう。
まとめ
電気代は年々値上がり傾向にあり、近年は特に顕著です。電気は必要不可欠なものだからこそ、毎日の生活で節電を心掛け、電気代を節約したいところです。
一人暮らしでも電気の使い方によっては電気代が高くなってしまいますが、普段の生活で家電製品やカーテンの買い替え、契約内容の見直しなどを行うことで、節電効果が期待できます。今回ご紹介した方法を参考に節電を実践し、電気代節約を目指しましょう。
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