ほとんどの大学生は、引っ越しの経験が少ないため不慣れであることが多いです。引っ越しは、時期や段取りを間違えるとスムーズに行えなかったり費用がかさんだりする場合があります。そこで、大学生の引っ越しにおすすめの時期や段取り、費用を抑える方法を紹介します。※大学卒業や住み替えのため引っ越しをお考えの方にこの記事が参考になれば幸いです。
「大学生の引っ越しは、荷物も少ないので引っ越し費用は安く抑えられるはず」と思っていませんか?
引っ越しは時期や段取りを間違えると、予想外の費用がかかってしまうのです。
この記事では、大学生の引っ越しの段取りと費用を抑えるポイントを解説します。
大学生におすすめの引っ越し時期
大学在学中の引っ越しは、引っ越し業者の繁忙期である3〜4月や、9〜10月を避けると引っ越し費用を抑えられます。
例えば、8月は不動産業者の閑散期であるため、引っ越し業者のスケジュールにも空きが多くおすすめです。ただし、お盆や8月末は社会人の引っ越しが増えるため、8月上旬がベストです。この時期は、さまざまなキャンペーンを実施している業者も多いため、お得なキャンペーンを利用し、引っ越し費用を抑えましょう。
また、4月から大学生になる方の場合は、繁忙期に引っ越しせざるを得ません。その場合は、割増賃金が発生する土日祝、平日の深夜・早朝の時間帯は避け、平日の昼間の時間帯を選んで引っ越しをしましょう。
大学生がお得に引っ越しする方法
引っ越し費用は、日程・移動距離・荷物の量で大きく料金が変わるため定価がなく、実際にあなたの引っ越し条件の見積もりを取らないと料金は分かりません。
そのため、複数社から同じ条件で見積もりを取って価格を比較します。複数社から見積もりの提出を依頼することを“相見積を取る”と言いますが、個々に相見積を依頼するのは面倒なため一括見積もりサイトの利用がおすすめです。
引っ越し業者の格安プランを利用する
引っ越し業者の格安プランを利用して、引っ越し料金を抑えましょう。
単身プラン
単身プランはその名のとおり、単身者(一人暮らし)向けの引っ越しプランで、コンテナボックスと呼ばれる台車に一定量の荷物を収納・運搬します。
引っ越し業者によっては、学生パックとも呼ばれます。
ファミリー向けのプランに比べると積載できる荷物は少なめですが、その分引っ越し料金も割安に設定されているため、少量の荷物を無駄なく運搬したい方におすすめです。
フリー便
引っ越しの時間を引っ越し業者の都合に合わせて行うプランです。引っ越し日も引っ越し業者に合わせる場合もあります。
フリー便は、引っ越し業者の作業に必要なスタッフやトラックの稼働を調整できるため、引っ越し料金を安く設定できます。引っ越し業者の都合に合わせるとはいえ、数日前には日時を連絡してもらえるのでスケジュールに余裕がある人にはおすすめです。
ただし、新年度や新学期を迎える3~4月上旬の繁忙期には、作業開始時間が夜になったり早朝になる場合もあります。
荷物を減らす
前述したとおり引っ越し料金は荷物の量で決まるため、荷物の量を減らすことをおすすめします。
不用品は、適切な方法で処分しましょう。
- フリマアプリやネットオークションを利用する
- リサイクルショップに持ち込む
- 知人や友人に譲る
- 自治体の粗大ゴミに出す
部屋が散らかっていると正確な荷物の量が把握できません。
また、散らかっていると実際の荷物量より多く見えてしまうため、事前に片づけておくことが大切です。
新生活に必要な家電や家具類は事前に購入するのではなく、引っ越しをしてから購入するとよいでしょう。
大学生の引っ越しの流れ
引っ越しをスムーズに行うためには、事前に作業リストを作成し、計画的に進めることが大切です。
ここでは引っ越しの具体的な作業内容とスケジュールをまとめました。
引っ越し1~2カ月前
引っ越し1~2カ月前には、以下のような作業・手続きを行います。
- 引っ越しの新居を決める
- 現在の住まいの退去手続きをする
- 引っ越し業者を決める
特に現在の住まいの退去手続きは、契約内容で定められた期間までに申告が必要です。ここでは引っ越しの1~2カ月前にすべき作業・手続きについて解説します。
引っ越しの新居を決める
大学進学などで引っ越しが決まったら、引っ越し先の新居を探しましょう。昨今、物件探しから契約までの全てをインターネットで完結できますが、気になる物件は実際に足を運び、下見するのがおすすめです。
物件を比べる際には、家賃の安さだけでなく敷金や礼金も考慮することを忘れないようにしましょう。敷金・礼金なしのいわゆるゼロゼロ物件も増えていますが、退去時に高額な退去費用を請求されるケースもあるため注意が必要です。
現在の住まいの退去手続きをする
現在の住まいが賃貸契約の場合、契約内容によって申告期限は異なりますが、一般的に退去希望日の1カ月前までに退去の意思を伝える必要があります。手続きが遅れると、家賃を無駄に支払うことになりかねません。そのため、契約内容を事前に賃貸借契約書で確認しておきましょう。
退去希望日が決まっていない場合は、解約月の家賃の計算方法を基に、適切な日程を決めるのがおすすめです。
解約月の家賃の計算方法は、日割り・月割り・半月割りがあります。
日割り計算の場合は退去希望日を引っ越し日と同日にすると無駄なく退去することが可能です。
一方、月割りや半月割りの場合は、退去希望日が締め日を超えないよう調整する必要があります。
例えば月割りのマンションから10月内の引っ越しを検討している場合、10月31日までに引っ越しすれば10月分の家賃のみを支払えば大丈夫ですが、翌日の11月1日にずれこむと11月分の家賃も請求されてしまいます。
退去希望日をある程度調整できるのなら、家賃の計算方法に合わせて無駄のない日程を組むのがおすすめです。
契約書に記載されている連絡先に解約の申し出をしましょう。
引っ越し業者を決める
引っ越しの見積もり依頼は、2カ月前から遅くとも1カ月前までに行いましょう。
引っ越し業者を選ぶポイントは人それぞれですが、引っ越し料金や引っ越しの日程・時間帯、オプションサービスの有無、引っ越し業者の対応などを基準にするのがコツです。
引っ越し費用を重視する場合、節約のためにレンタカーを借りて自力で引っ越しを考える人も多いでしょう。ただ、自力で引っ越しする際は引っ越しの養生に使用する資材を調達した上で、自分でエレベーター・廊下・玄関・壁など適切な場所に養生を行わなければなりません。
万一、各所に傷を付けてしまった場合には、大家さんやマンションオーナーから損害賠償を請求されることもあります。
上記の費用が引っ越し業者に支払う費用を上回ることもあるので、コスト重視で自力の引っ越しを検討する際はリスクも理解した上で十分な検討を行うことが大切です。
引っ越し2週間前
引っ越し2週間前には、以下のような作業・手続きを行います。
- 不用品の処分
- 役所で転居手続き
- 電気・水道・ガスの住所変更手続き
- 郵便局の転送手続き
新居に持っていかない不用品は、ゴミに出したり買い取ってもらったりして処分しましょう。引っ越し先に持っていくと手間と費用がかかるので、引っ越し前に処分するのが基本です。
役所での転居手続きは、旧居と同じ市区町村に引っ越す場合と、そうでない場合で内容が異なります。
前者の場合、住民異動届の転居届にチェックを入れた上で必要事項を記入し、引っ越し後に役所へ提出すれば大丈夫です。
後者の場合、旧居の管轄の役所へ転出届を出して転出証明書を交付してもらう必要があります。
転出証明書は引っ越し後の手続きに必要なのでなくさないよう保管しておきましょう。
引っ越し前日
引っ越し前日には、翌日の作業のために以下のような準備を行います。
- 現金や貴重品の準備
- 冷蔵庫・洗濯機の水抜き
- テレビやパソコンなどの配線整理
- パソコンなどに保管されているデータのバックアップ
現金や貴重品は引っ越し業者の保証対象外です。手持ちのバッグに収納し、自分で持ち歩けるようにしましょう。
冷蔵庫や洗濯機は取り扱い説明書を元に、水抜きを行っておきます。水抜き作業をしていないと、運搬中に内部から水が漏れて他の荷物を濡らしてしまうことがあるので要注意です。
また、パソコンなどの精密機器は、運搬中に受けた振動や衝撃によってデータが破損・消失してしまうことがあります。
万一に備え、USBメモリやバックアップCD、クラウドサービスなどを利用し、あらかじめデータのバックアップを取っておきましょう。
引っ越し当日
引っ越し当日は、新しい生活をスタートするために以下のような準備を行います。
- 新居の鍵の受け取り
- 電気・水道・ガスの開始手続き
- 隣人・近所に引っ越しの挨拶 ※最近は単身者の場合挨拶をわざわざしない方も増えてきています
新居の鍵は契約した不動産会社から手渡しされるか、あるいは郵送で受け取ることになります。鍵がないと引っ越しの荷物を搬入できないので、必ず当日までに受け取っておきましょう。
電気・水道の使用開始に立ち会いは不要ですが、ガスはガス会社の係員が室内に入って開栓作業を行うため立ち会いが必要です。係員が来る時間を確認した上で、在宅しておくようにしましょう。
引っ越し後は、粗品を持って隣人や近所に引っ越しの挨拶に伺います。なるべく当日~翌日中に挨拶を済ませるのがベストです。
引っ越し後
引っ越しが完了したら、以下のような作業・手続きを開始します。
- ダンボールの荷解き
- 役所で引っ越し後の手続き
- 運転免許証の住所変更手続き
- クレジットカード・携帯電話などの住所変更手続き
大きな家具は業者が配置してくれるので、自分では細々した荷物を収納するだけですみます。
大学生の単身引っ越しなら荷物は少ないので当日中に済ませることも可能ですが、数日に分けて荷解きする場合は引っ越し当日に必要なものから優先的に取り出しましょう。
また、元の市町村とは異なる場所に引っ越しをした場合は、役所に転入届を出す必要があります。提出期限が設けられている場合がほとんどなので、なるべく早めに手続きを行いましょう。
併せて、運転免許証やクレジットカード、携帯電話などの住所変更手続きも実施します。手続きの内容は方法はサービスによって異なるので、わからない場合は問い合わせましょう。
大学生の引っ越しは事前準備がポイント
大学生がお得に単身引っ越しするには、引っ越しに適したタイミングを狙う、格安プランを利用する、荷物を削減するなどのコツを押さえる必要があります。
また、初めての引っ越しは慌てたり、バタバタしたりしてしまいがちなので、事前に作業リストを作成しておくのがおすすめです。
ただ、予想外のトラブルやアクシデントに見舞われることもあるので、なるべくゆとりのあるスケジュールを組むようにしましょう。
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