大学生の一人暮らしにかかる生活費は、月12万円程度とされています。
生活コストを削減する上では、住居費・食費・教養娯楽費など、比較的割合の大きい支出をコントロールすることが大切です。
本記事では大学生の一人暮らしにかかる生活費の内訳や、費用を抑えるポイントを紹介します。
大学生の一人暮らしでは、家賃・食費・交通費など、さまざまな費用がかかり、合計すると月12万3,000円程度になるとされています。中でも、住居費・食費・教養娯楽費は支出に占める割合が高いため、見直せば生活費の削減に役立つでしょう。
本記事では、大学生の一人暮らしにかかる生活費と収入の内訳や、生活費を削減するポイントを解説します。
大学生の一人暮らしにかかる生活費は約12万3,000円
全国大学生活協同組合連合会の調査によると、2022年の大学生の一人暮らし(下宿)にかかる生活費は、家賃込みで月12万3,000円程度です。詳しい内訳は以下のとおりです(※)。
支出項目 |
金額 |
住居費 |
5万3,020円 |
食費 |
2万4,130円 |
日常費 |
7,430円 |
交通費 |
4,210円 |
電話代 |
3,460円 |
書籍費 |
1,540円 |
勉強費 |
1,430円 |
教養娯楽費 |
1万3,270円 |
その他 |
2,170円 |
貯金・繰越金 |
1万2,970円 |
合計 |
12万3,630円 |
なお同調査は下宿生を対象としているため、住居費は水道光熱費を含むものと考えられます。
そのため、家賃によっては上記以上に住居費がかかることもあります。
一人暮らしの水道光熱費の平均額は7,600円程度とされるものの、地域や季節による差が大きいため注意が必要です。
また電気・ガス・灯油のうちどれを使うかによっても違いがあります。
さらに同調査の食費2万4,130円は、下宿で食事付き・食事なしのどちらの回答も含まれています。
そのため賃貸物件で一人暮らしをするのであれば、自炊をするか、外食で済ませるかによっても変動が大きいでしょう。
例えば、全て外食で、1食500円×3食×30日で計算すると、食費だけで4万5,000円にもなってしまいます。
なお、一人暮らしの理想的な食費の目安は、収入の10~15%程度とされています。
例えば、1カ月の収入が12万円であれば1万2,000~1万8,000円が生活を圧迫しない範囲です。
※参考:全国大学生活協同組合連合会. 「第 58 回学生生活実態調査 概要報告」P4. https://www.univcoop.or.jp/press/life/pdf/pdf_report58.pdf , (2023-03-01).
大学生が1カ月に得られる収入は約12万円
同調査によると、下宿に一人暮らしする大学生が得られる収入は12万円程度とされています。
内訳は以下のとおりです(※)。
収入項目 |
金額 |
仕送り |
6万7,650円 |
奨学金 |
2万640円 |
アルバイト |
3万2,340円 |
定職 |
490円 |
その他 |
3,180円 |
合計 |
12万4,300円 |
大学生の場合、収入の半数以上を仕送りが占めていることが分かります。
しかし、仕送り額は家庭の事情によっても異なるため、その場合、奨学金やアルバイト収入を増やす、または支出を減らすなどの工夫が必要です。
なお大学生はアルバイトしやすいイメージがあるものの、単位の取得や演習(ゼミナール)、サークル活動、就職活動などがあり、思うように時間が取れないこともあるため注意が必要です。
ある程度固定で得られる収入を目安に、生活費を組み立てるとよいでしょう。
※参考:全国大学生活協同組合連合会. 「第 58 回学生生活実態調査 概要報告」P4. https://www.univcoop.or.jp/press/life/pdf/pdf_report58.pdf , (2023-03-01).
大学生の一人暮らしで生活費を抑えるポイント
大学生の一人暮らしでは、住居費、食費、教養娯楽費が支出全体の7割を占めています。
これらの生活費を抑えることが、支出をコントロールする上で重要です。
ここからは、大学生が一人暮らしをする際に生活費を抑えるためのポイントを紹介します。
家賃の低い賃貸物件を選ぶ
家賃は毎月固定で生じるので、支出に占める割合も大きい部分です。
そのため、家賃の節約は生活費削減に大きな効果があります。
大学生であれば、教育機関の近くに家賃が安価な学生向け賃貸が充実しているため、それらの物件から探してもよいでしょう。
食事はできるだけ自炊する
食費を節約したいときは、できるだけ自炊を心掛けましょう。とはいえ、全て手作りしようとすると続けられない原因にもなるため、以下の工夫をするとよいでしょう。
- 買い物はコンビニではなくスーパーやドラッグストアを利用する
- 食材はある程度まとめ買いして買い物の回数を減らす
- おかずは時間のあるときに作り置きや冷凍保存をする
買い物の回数が増えれば、それだけ無駄な支出が増える原因になります。商品単価が高いコンビニではなく、スーパーやドラッグストアでまとめ買いするようにしましょう。また、おかずは時間があるときにまとめて作って、冷凍しておけば手間がかかりません。
教養娯楽費は月の上限を設ける
大学生活では交流の機会が多く、教養娯楽費を管理しないと際限なく膨れ上がってしまいます。月の上限金額を設けるなどして、使いすぎないように注意しましょう。
また、新年度や夏季休暇など、支出が重なる時期をある程度把握できる場合は、事前に貯金をしておくのもよい方法です。
大学生の一人暮らしは住居費・食費・教養娯楽費を抑えることがポイント
大学生の一人暮らしにかかる費用は、一月あり12万3,000円程度とされています。支出に占める割合は住居費と食費、教養娯楽費が特に高いため、この3つを削減することが生活費を抑えるポイントです。
特に賃貸物件の家賃は固定で毎月かかるため、生活費の削減効果が大きい部分です。学生向け賃貸物件の紹介サイトであれば、安価で住みやすいアパートやマンションが充実しているため、活用するとよいでしょう。
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