大学生になって京都で一人暮らしを始めた、または始めるという方は沢山いらっしゃいます。
部屋探しの時に良く聞かれるのが、「駅の近くのマンションないですか」という声。
見知らぬ土地に行くと土地勘がないため、とりあえず駅前であれば便利だろう、とは誰しも思うところです。
ところが京都は下の図の様に、人口の割りには鉄道の駅が少ない都市なのです。
特に北西の方面はあまり電車が走っていません。
では北西は廃れたところなのかと言うと、そうではないんです。
詳しく説明すると明治以降の京都の歴史を紐解く必要があるのですが、昔は京都市内を市電という路面電車が縦横に走っていたのです。
この北西方面は金閣寺があったり北野天満宮があったり、界隈は西陣の織物職人が多く住んでおり、当時非常に賑やかだった千本通りの繁華街があったりで人の移動も多かったため、市電が初めて引かれた地域でした。
ところが昭和40年台から50年台にかけて自家用車の増加と市の財政赤字などの要因により、市電は撤去され市バスに置き換えられたのです。
ですので一見電車が通っていなくて不便そうなところでも、バスがたくさん走っているので住んでみるとそう不便でもなかったりします。
しかしこのバスがたくさんはしっているのがまた曲者で、色々なところに行くバスがある為、京都に住み始めたばかりの方や旅行で来た方は、どのバスに乗っていいか分からない、という事になってしまいます。
市バスの路線図がこれなので、確かに混乱しますよね。。
そこで役に立つのが、スマートフォン
地図の経路検索ではバスの案内もしてくれます。
どこからどのバスに乗れば良いか一目瞭然です
上の例はGoogle mapですが、市バスに関してiPhoneの標準マップもかなり使えます
市バスの停留所にどのバスが止まるかが表示されています
さらにどのバスがどういうルートで走っているかも見ることができますので、近隣のバス停にどういうバスが来ているのか一度見てみるといいかと思いますよ
市バスを使いこなして楽しい京都生活を送って下さいね
らじおねーむ
あかんべーだー